京都2歳ステークス《重賞》
はじめに
2010年~2019年の間の平均出走頭数が9.7頭と微妙な時期に開催される2歳重賞なだけに
基本的には少頭数レースで、過去10年間の最高が12頭立て。
この辺りを考えたら今年は15頭と比較的、出走頭数が揃ったともいえます。
これから記述していく事も含めて、当ブログで取り上げているデータは、あくまでも主張が濃い傾向を取り上げているのであって、
例えば、ローテ傾向で〝関西馬〟と取り上げたからって〝関東馬〟が来ないとか、予想の前段階で切り捨てるって事ではないです。
稀に、先週のマイルチャンピオンシップで〝雑味判定〟にした牝馬のナミュールみたいに、前段階から切り捨てる場合もありますが、あのパターンは人気をしているって事も踏まえ、withkeiba視点から人気とマイナス材料のバランスを考慮してのものでした。
素晴らしいレース内容で勝利しましたが、予想として後悔はしていません。
話を戻して。
あくまでもデータからの傾向で、京都2歳Sが荒れるのか、荒れないのかって判断をするにあたって中々使えそうな材料の傾向が出ていたので紹介しておきます。
2010年~2014年の重賞昇格前の4年間分も含めてます。
《A》
2019年
馬連170円 3連複310円2018年
馬連730円 3連複720円2017年
馬連380円 3連複1180円2016年
馬連670円 3連複2360円2015年
馬連2330円 3連複2000円2014年
馬連3880円 3連複8430円
《B》
2013年
馬連1110円 3連複2220円2012年
馬連2140円 3連複8620円2011年
馬連5170円 3連複23940円2010年
馬連23440円 3連複14820円
表面上の大きな違いといえば、重賞前は荒れる傾向があって、重賞昇格後は、比較的、平穏決着が多いという点。
withkeibaが注目した点は、
《A》の2勝した馬が1頭以上いる年が比較的平穏決着で、
《B》の2勝した馬が不在の年が比較的配当妙味がある決着をしているという点。
重賞格上げ初年度にあたる2014年は少し例外としてみれば更にその傾向が強まるかと思います。
今年は、2勝した馬が不在の年。
メンバー見渡しても飛び抜けた素質の馬も少なく映るので、チョイ荒れが期待出来そうな印象です。
雑味判定
京都2歳Sの〝雑味判定〟は《馬格がない馬》とします。
☆460Kg未満の馬
馬格がない馬は苦戦を強いられているデータとなります。
2番人気2頭、3番人気2頭と上位人気馬も馬券外。
前走時の馬体重を見て、該当しそうなのが。。。
⑩プレリュードシチー
前走馬体重 460Kg
個体別傾向
★栗毛
2-2-4-1-1-8/18
勝率11.1% 単勝回収率378%
連対率22.2%
複勝率44.4% 複勝回収率215%
【該当馬】
⑤シンエンペラー 栗毛
4月30日生まれ
④ダノンデサイル 栗毛
4月6日生まれ
栗毛馬、良い成績ですね。
後に11番人気で京都大賞典を快勝したドレッドノータス
都大路S(京都芝1800m)勝ち馬のダノンメジャー
JC馬で、天皇賞春を2年連続2着や京都大賞典3着の実績も持つシュヴァルグラン
等々も栗毛馬で京都2歳Sで馬券内好走を果たした馬
特に、
京都2歳S×栗毛×遅生まれ(4~5月生まれ)
といった様に特に秀逸な数字に。
ローテ別傾向
★前走 芝1800m以上のレースで3角1番手追走した馬格ある馬
1-3-3-2-0-4/13
勝率7.7% 単勝回収率46%
連対率30.8%
複勝率53.8% 複勝回収率197%
【該当馬】
①オールナット (前走時馬体重518Kg)
前走
新馬戦(京都芝2000m)
1着 3角1番手
⑭カズゴルティス (前走時馬体重512Kg)
前走
新馬戦(阪神芝2000m)
1着 3角1番手
⑨ホウオウプロサンゲ (前走時馬体重484Kg)
前走
アイビーS(東京芝1800m:リステッド)
2着 3角1番手
★前走 京都芝1800m以上で上がり3ハロン1~3位を計測した馬
6-2-7-4-2-11/32
勝率18.8% 単勝回収率283%
連対率25%
複勝率46.9% 複勝回収率141%
【該当馬】
①オールナット
前走
新馬戦(京都芝2000m)
1着 上がり3ハロン34.4秒(3位)
③キープカルム
前走
未勝利戦(京都芝2000m)
1着 上がり3ハロン33.8秒(2位)
⑬サトノシュトラーセ
前走
新馬戦(京都芝2000m)
1着 上がり3ハロン34.9秒(1位)
④ダノンデサイル
前走
未勝利戦(京都芝1800m)
1着 上がり3ハロン35.0秒(2位)
血統傾向
ハーツクライの期待値が高い重賞ですね。
3-1-2-1-0-3/10
勝率30% 単勝回収率258%
連対率40%
複勝率60% 複勝回収率197%
残念ながら今年はハーツクライ産駒の出走はなく、一応、直仔の産駒が2頭出走予定です。
⑥パワーホール
父スワーヴリチャード
⑬サトノシュトラーセ
父ジャスタウェイ
因みに、ハーツクライ直仔産駒(ハーツクライ系と呼びます)のNEW京都競馬場芝2000mの成績が。。。
上位評価が必要かもしれませんね。
★ヴァイスリージェント系の血を保持する馬
3-2-1-2-1-3/12
勝率25% 単勝回収率57%
連対率41.7%
複勝率50% 複勝回収率101%
【該当馬】
①オールナット
母父フレンチデピュティ
(米国型ヴァイスリージェント系)
調教傾向
★調教ランク判定【W/M】該当馬
1-1-3-0-0-1/6
勝率16.7% 単勝回収率25%
連対率33.3%
複勝率83.3% 複勝回収率230%
【該当馬】
④ダノンデサイル⑫ディスペランツァ
⑬サトノシュトラーセ
★坂路53秒台→終い2ハロン加速ラップ×2ハロン24秒台以内
(NEW京都競馬場 芝2000mで抽出:クラス・年齢問わず)
0-3-2-2-0-2/9
連対率33.3%
複勝率55.6% 複勝回収率195%
【該当馬】
⑭カズゴルティス
★栗東CW67秒台
8-8-2-3-3-18/42
勝率19% 単勝回収率72%
連対率38.1%
複勝率42.9% 複勝回収率105%
【該当馬】
④ダノンデサイル⑥パワーホール
⑭カズゴルティス
雑談的見解
①オールナット
父サトノダイヤモンド
(中距離型ディープインパクト系)
母父フレンチデピュティ
(米国型ヴァイスリージェント系)
母は未勝利馬で、ステイゴールドの半妹という良血を評価されて繁殖入り。
2番仔にして、秋華賞とJCのG1を2勝した名牝の半姉ショウナンパンドラを輩出。
サトノダイヤモンドにフレンチデピュティが効いてるというより、母の母父ディクタス×母の母母父ノーザンテーストの主張が強い印象を受けるので、新馬戦の様な時計が掛かる馬場への対応も水準以上。
新馬戦に見られる典型的なスローペースを逃げ、ラストも12.6-12.1-11.0-11.3とレースセンスの高さを感じる内容ではありました。
改修前レベルでは無くなったものの、改修後の京都芝2000mでも内は有利な傾向が続いており、逃げなくても良いタイプが、出たなりでプランを組み立てられるこの①番ゲートは大きなプラス材料だと思っています。
総合時計は地味ながらも、自己ベストを記録、終いも11.9秒と成長の余地は多少かもしれませんが見せてくれていますし、注目データに複数該当したので素直に指数1位評価に。
②シンエンペラー
まぁ、凱旋門賞馬の弟というブランドに傷を付けずに新馬戦を快勝。
強いと思います。
東京芝1800mでは、欧州指向強めのこの馬には向かないって声がありましたが、矢作厩舎の育成力で、スピードの総合力も底上げされており、新馬戦快勝。
距離延びて更にってタイプの配合馬ですし、ハイレベル戦での流れや底力勝負は持ってこいなのでここも通過点かもしれません。
矢作厩舎の悲願、凱旋門賞制覇に向けて、エンジン全開で踏み込む為の一手に成り得る馬だと思います。
④ダノンデサイル
個人的には試験的と言いますか、今回どういった結果を残すのか、一番興味がある馬です。
勿論、上述の注目データに複数該当しているって事を前提に置いた上で、個人的興味を抱いてます。
その興味ってのが血統構成ですね。
エピファネイア産駒の距離延長は説明不要だと思いますが、母のトップデサイルが、単純で表面的な判断をすれば超早熟馬。
2歳時に、格式ある2歳G1戦で2着×2回の実績を持っていて、3歳の不可解に負けた2戦でキッパリ見切りを付けて引退→繁殖入りした経緯を持つ母。
京都芝2000m×エピファネイア産駒って現状では厳しい現状ですが。
NEW京都競馬場の芝2000m、母系に米国色の主張が濃い馬の好走が目立ってるんですよね。
特にダートで存在感を誇っているA.P.Indy系
そこにStorm Cat系の血を併せ持つ馬って事をチョイ足しすれば
数字のお遊び的な血の裏付けっぽいですが。
前走の未勝利勝ちの時計も優秀な部類ですし、色々と楽しみです。
《この馬 凄いの》
【この馬 戦歴凄いの】11/25の該当馬です。
(集計期間2023年8月19日~11月19日)
先週(11月18~19日) 該当馬の成績です。
3-4-3-1-2-13/26
勝率11.5% 単勝回収率28%
連対率26.9%
複勝率38.5% 複勝回収率103%
単勝として戦っていくには問題外の結果ですが、
連系の券種に軸として据えるには、
水準以上の安定感があった結果となりました。
個人的には単勝勝負は殆どしないのでアレですが、
単勝回収率も上げたい気持ちはありますw
いつもの如く、Xのwithkeibaコミュニティに指数等を
投稿していますので、どなたでも無料でご確認出来ます。
宜しければどうぞ。
★【この馬 戦歴凄いの】×総合成績
49-37-30-36-25-151/328
勝率14.9% 単勝回収率112%
連対率26.2%
複勝率35.4% 複勝回収率77%
☆【この馬 戦歴凄いの】×1番人気 成績
20-12-4-3-4-9/52
勝率38.5% 単勝回収率91%
連対率61.5%
複勝率69.2% 複勝回収率89%
☆【この馬 戦歴凄いの】×ダート(距離問わず)
23-17-8-15-14-66/143
勝率16.1% 単勝回収率140%
連対率28%
複勝率33.6% 複勝回収率79%
【該当馬】
東京2R
②#シャトーディフ
⑬#ジャグアール
東京3R
⑤#ダイシンアポロン
京都3R
⑧#ミッキースターダム
⑨#ラビットアイ
京都7R
④#サンマルパトロール
京都8R
③#ヘヴンズタイム
⑨#トモジャケーヤ
京都9R
①#プレイリードリーム
京都10R
⑩#ローズスター
【高期待値ゾーン該当馬】
東京2R
②#シャトーディフ
京都10R
⑩#ローズスター
※近3走の戦歴からwithkeiba理論の好期待値に
2走以上該当した馬を抽出した理論となります。
【高期待値ゾーン該当馬】は、特に抜けた期待値の
ゾーンに該当している馬となります。
《特注調教》該当馬
《東京競馬場》
1R
⑦#カリフォルニア
3R
①#ロールオブアームズ
5R
②#メイショウヨゾラ
⑭#クラウングスタフ
7R
③#セイウンパシュート
⑪#アドマイヤサジー
⑬#イケイケドンドン
8R
⑦#タケルペガサス
⑩#エコロアレス
11R
⑨#セッション
⑩#アスクコンナモンダ
12R
④#キタノプライド
《京都競馬場》
1R
②#シセイダイキ
2R
②#ダイシンアレス
3R
⑦#ジャスティンアース
5R
③#グランテレーズ
④#ハッピーメイク
⑦#エムアイマシュー
⑧#ヤマニアストロン
6R
①#スマッシュヒット
7R
④#サンマルパトロール
⑬#レッドラグラス
8R
⑮#ゴルデールスカー
9R
⑦#リミットバスター
12R
①#サトノルーチェ
《with指数》《調教Pickup 該当馬》《血統Pickup 該当馬》
- 【#東京競馬場】
- #東京1R
- #東京2R
- #東京3R
- #東京4R
- #東京5R
- #東京6R
- #東京7R
- #東京8R
- #東京9R
- #東京10R
- #東京11R
- #東京12R
- 【#京都競馬場】
- #京都1R
- #京都2R
- #京都3R
- #京都5R
- #京都6R
- #京都7R
- #京都8R
- #京都9R
- #京都10R
- #京都11R
- 京都12R
【#東京競馬場】
#東京1R
【with指数】
1位 ⑦カリフォルニア
2位 ③ハツワカ
3位 ⑪タマエスポワール
4位 ⑫カレンタクト
5位 ⑬ワイドブリザード
【調教Pickup Horse】
⑦カリフォルニア Dランク
⑪タマエスポワール Dランク
⑭チュウワキャリア Dランク
【血統Pickup Horse】
⑫カレンタクト
#東京2R
【with指数】
1位 ⑬ジャグアール
2位 ⑱ギンザターゲット
3位 ②シャトーディフ
4位 ①ナックアテナ
5位 ⑩ナムラモナ
【調教Pickup Horse】
⑪エウロス Eランク
②シャトーディフ Eランク
⑬ジャグアール Eランク
【血統Pickup Horse】
②シャトーディフ
【この馬 凄いのVer.買い目】
馬単
②→⑬⑱①⑩ (各10%)
ワイド
⑬-② (20%)
⑬-⑱①⑩⑪ (各10%)
#東京3R
【with指数】
1位 ⑥トゥルーサクセサー
2位 ⑤ダイシンアポロン
3位 ⑪ペッレグリーニ
4位 ③サンブノワ
5位 ②ダズリングティアラ
【調教Pickup Horse】
①ロールオブアームズ Eランク
⑤ダイシンアポロン Eランク
⑥トゥルーサクセサー Eランク
【血統Pickup Horse】
⑤ダイシンアポロン
#東京4R
【with指数】
1位 ⑪ニシノコルベット
2位 ⑬ルーナ
3位 ⑧タマモアルタイル
4位 ③ブラボーキングダム
5位 ⑤メイオリビア
【調教Pickup Horse】
⑧タマモアルタイル Dランク
⑭ライズタイガ Dランク
⑬ルーナ Eランク
【血統Pickup Horse】
⑧タマモアルタイル
#東京5R
【with指数】
1位 ⑪ファピオラ
2位 ⑩オメガインペリアル
3位 ⑰ウエヲムイテゴラン
4位 ②メイショウヨゾラ
5位 ⑧コンテネレッツア
【調教Pickup Horse】
⑭クラウングスタフ Bランク
②メイショウヨゾラ Aランク
⑩オメガインペリアル Eランク
【血統Pickup Horse】
⑰ウエヲムイテゴラン
【買い目】
馬連
⑪-⑩⑰② (各10%)
ワイド
⑪-⑰⑭ (各10%)
3連複フォーメーション
⑪-⑩⑰②-⑩⑰②⑧⑭⑫①
15点
#東京6R
【with指数】
1位 ④マスグラバイト
2位 ⑩カフェカルマ
3位 ⑭ヒルズカーン
4位 ②ショウナンカブト
5位 ⑮シルヴァティカ
【調教Pickup Horse】
⑧ロードブライト Bランク
④マスグラバイト Eランク
⑩カフェカルマ Dランク
【血統Pickup Horse】
④マスグラバイト
#東京7R
【with指数】
1位 ⑨アヴィオンドール
2位 ②トロピカルライト
3位 ⑤グランシエロ
4位 ①タイセイアーサー
5位 ⑬イケイケドンドン
【調教Pickup Horse】
③セイウンパシュート Eランク
⑬イケイケドンドン Eランク
⑤グランシエロ Dランク
【血統Pickup Horse】
②トロピカルライト
#東京8R
【with指数】
1位 ⑭ラックスアットゼア
2位 ⑪ジャスリー
3位 ⑬キョウエイカンフ
4位 ⑫マウントベル
5位 ⑧プラチナジュビリー
【調教Pickup Horse】
⑩エコロアレス Sランク
⑪ジャスリー Dランク
⑤クリノアルバトロス Dランク
【血統Pickup Horse】
⑬キョウエイカンフ
【買い目】
馬連
⑭-⑪⑬⑫⑧ (各10%)
ワイド
⑭-⑪ (30%)
⑭-⑩ (10%)
⑬-⑪⑫ (各10%)
#東京9R
【with指数】
1位 ⑪ソニックスター
2位 ⑫アンクエンチャブル
3位 ⑭ラタフォレスト
4位 ⑮マルチャレアル
5位 ⑥アマンテビアンコ
【調教Pickup Horse】
⑦サンライズジパング Dランク
⑧ブシン Bランク
⑥アマンテビアンコ Dランク
【血統Pickup Horse】
⑥アマンテビアンコ
#東京10R
【with指数】
1位 ②アウリガテソーロ
2位 ⑭バグラダス
3位 ⑫ダッチマン
4位 ⑧イグザルト
5位 ⑯ウナギノボリ
【調教Pickup Horse】
⑯ウナギノボリ Aランク
②アウリガテソーロ Dランク
⑥ロコポルティ Bランク
【血統Pickup Horse】
⑫ダッチマン
【買い目】
馬連
②-⑭ (20%)
ワイド
②-⑭ (30%)
②-⑧⑯ (各10%)
⑫-⑭⑧⑯ (各10%)
#東京11R
【with指数】
1位 ③プレサージュリフト
2位 ④カワキタレブリー
3位 ⑧ドーブネ
4位 ⑩アスクコンナモンダ
5位 ⑨フルム
6位 ⑨セッション
【調教Pickup Horse】
⑩アスクコンナモンダ Eランク
⑨セッション Cランク
⑧ドーブネ Dランク
【血統Pickup Horse】
④カワキタレブリー
#東京12R
【with指数】
1位 ⑫マルディランダ
2位 ⑩ブランデーロック
3位 ④キタノブライド
4位 ⑦コスモスプモーニ
5位 ⑬ワールドコネクター
【調教Pickup Horse】
④キタノブライド Cランク
⑤タガノチュール Dランク
⑫マルディランダ Eランク
【血統Pickup Horse】
⑫マルディランダ
【#京都競馬場】
#京都1R
【with指数】
1位 ⑩アマミツツキ
2位 ⑧カセノルーパス
3位 ①アシャカブラン
4位 ⑤グラティアスミノル
5位 ⑨キングオブフジ
【調教Pickup Horse】
②シセイダイキ Cランク
①アシャカブラン Eランク
⑧カセノルーパス Eランク
【血統Pickup Horse】
①アシャカブラン
#京都2R
【with指数】
1位 ②ダイシンアレス
2位 ③キャプテンシー
3位 ①エロース
4位 ⑬ウィッシュドリーム
5位 ⑫ニックオブタイム
【調教Pickup Horse】
②ダイシンアレス Sランク
⑫ニックオブタイム Bランク
⑦フェリーニ Cランク
【血統Pickup Horse】
⑬ウィッシュドリーム
#京都3R
【with指数】
1位 ⑨ラビットアイ
2位 ⑦ジャスティンアース
3位 ②インファイター
4位 ③ディフェリ
5位 ⑧ミッキースターダム
【調教Pickup Horse】
⑦ジャスティンアース Dランク
⑨ラビットアイ Eランク
⑥ヴェッターホルン Eランク
【血統Pickup Horse】
③ディフェリ
【この馬 凄いのVer.買い目】
馬単
⑨→⑦⑧③②⑥ (各10%)
馬連
⑨-⑧ (30%)
ワイド
⑨-③⑥ (各10%)
#京都5R
【with指数】
1位 ⑩ヴィダル
2位 ②シャッフルガール
3位 ④ハッピーメイク
4位 ①サンティヨン
5位 ⑦エムアイマシュー
【調教Pickup Horse】
④ハッピーメイク Eランク
⑧ヤマニンアストロン Eランク
⑦エムアイマシュー Eランク
【血統Pickup Horse】
④ハッピーメイク
#京都6R
【with指数】
1位 ⑥シンパティカ
2位 ⑩クインズデネブ
3位 ⑧ジャイサルメール
4位 ⑫カシノキャッツアイ
5位 ①スマッシュヒット
【調教Pickup Horse】
①スマッシュヒット Bランク
⑥シンパティカ Eランク
【血統Pickup Horse】
⑥シンパティカ
#京都7R
【with指数】
1位 ⑫アヘッド
2位 ④サンマルパトロール
3位 ⑧バックトゥザライト
4位 ①ダノンヒューマ
5位 ③スカパラダイス
【調教Pickup Horse】
④サンマルパトロール Eランク
①ダノンヒューマ Cランク
⑭シゲルソロソロ Bランク
【血統Pickup Horse】
⑧バックトゥザライト
【買い目】
馬連
⑫-④⑧①③⑭ (各10%)
ワイド
⑫-④ (20%)
⑫-⑧① (各10%)
④-⑧ (10%)
#京都8R
【with指数】
1位 ③ヘヴンズタイム
2位 ⑨トモジャケーヤ
3位 ⑤モズアカボス
4位 ⑩メイショウタイゲイ
5位 ⑮ゴルデールスカー
【調教Pickup Horse】
⑮ゴルデールスカー Cランク
③ヘヴンズタイム Aランク
⑥フスカル Eランク
【血統Pickup Horse】
⑨トモジャケーヤ
#京都9R
【with指数】
1位 ①プレイリードリーム
2位 ⑩アスカノミライ
3位 ④ゴールデンスナップ
4位 ⑦リミットバスター
5位 ②ダノンピーカブー
【調教Pickup Horse】
⑦リミットバスター Dランク
④ゴールデンスナップ Eランク
⑥ジューンレインボー Aランク
【血統Pickup Horse】
⑩アスカノミライ
【この馬 凄いのVer.買い目】
馬単
③→⑨⑤⑩⑮ (各10%)
⑨→⑤⑩⑥ (各10%)
馬連
③-⑨ (10%)
ワイド
③-⑨ (20%)
#京都10R
【with指数】
1位 ⑭クールミラボー
2位 ②ジュタロウ
3位 ⑩ローズスター
4位 ⑧ミラクルティアラ
5位 ⑦ラインオブソウル
【調教Pickup Horse】
⑮インベルシオン Dランク
⑭クールミラボー Dランク
⑩ローズスター Dランク
【血統Pickup Horse】
⑧ミラクルティアラ
#京都11R
【with指数】
1位 ①オールナット
2位 ⑤シンエンペラー
3位 ④ダノンデサイル
4位 ⑬サトノシュトラーセ
5位 ②ルカランフィースト
6位 ⑭カズゴルティス
【調教Pickup Horse】
⑬サトノシュトラーセ Dランク
⑭カズゴルティス Dランク
④ダノンデサイル Dランク
【血統Pickup Horse】
④ダノンデサイル
【買い目】
馬連
①-⑤ (20%)
①-④⑬② (各10%)
ワイド
①-④ (20%)
①-⑬⑭ (各10%)
④-⑤ (10%)
京都12R
【with指数】
1位 ⑥ティニア
2位 ①サトノルーチェ
3位 ⑪マメコ
4位 ⑩テーオースパロー
5位 ④スマートルシーダ
【調教Pickup Horse】
①サトノルーチェ Eランク
⑩テーオースパロー Bランク
⑰メイショウグラニー Sランク
【血統Pickup Horse】
⑥ティニア
マイルチャンピオンシップ《変わった角度から検証する重賞データブログ》
雑味認定
マイルチャンピオンシップの雑味認定するデータは、、、、
【牝馬】
今年も人気になりそうな牝馬が1頭いるのと同時に、牝馬を雑味認定する事で、下記にて取り上げる注目データが尚、良質な数字になるので。
※京都開催の2010年~2019年の牝馬
※京都開催の2003年~2019年の牝馬
上記数値の様に、かなり遡ってもみても雑味認定して切り捨てても問題はなさそうな
印象だと思います。
改修工事による近3年の阪神開催だった当レースでは牝馬が10頭出走して、2勝・3着1回と好成績でしたが、この阪神開催での勢いがNEW京都競馬場開催のマイルチャンピオンシップでも通用するのか、これも楽しみですね。
そんな中、
オカルトチックですがノーザンファーム生産馬も京都開催のマイルチャンピオンシップでは苦戦しているんですよねぇ。
個体別傾向
★1月生まれ
2-2-1-0-0-8/13
勝率15.4% 単勝回収率142%
連対率30.8%
複勝率38.5% 複勝回収率116%
【該当馬】
⑥ダノンザキッド
1月29日生まれ
★鹿毛の420~460Kg
1-2-4-3-1-15/26
勝率4% 単勝回収率72%
連対率12%
複勝率28% 複勝回収率100%
【該当馬】
⑬セルバーグ
前走 馬体重432Kg
③ダノンスコーピオン
前走 馬体重460Kg
ローテ別傾向
★前走 芝1800m以上のレースで上がり3ハロン34秒台以上の
鈍足上がり 且つ、1着馬から0.9秒差以内3-1-4-0-1-5/14
勝率21.4% 単勝回収率154%
連対率28.6%
複勝率57.1% 複勝回収率174%
【該当馬】
④エエヤン
前走
毎日王冠(東京芝1800m:G2)
8着(0.6秒差) 上がり3ハロン34.3秒
②ビーアストニッシド
前走
カシオペアS(京都芝1800m:リステッド)
10着(0.5秒差) 上がり3ハロン35.1秒
前走で、先行~好位追走から鈍足型の末脚を使って何となくレースの形は作った馬の好走が垣間見えるデータとなります。
人気薄が良く絡んでいるってのも好みです。
調教傾向
★調教ランク判定【B/S】該当馬
3-1-1-0-0-5/10
勝率30% 単勝回収率332%
連対率40%
複勝率50% 複勝回収率147%
【該当馬】
①ソウルラッシュ③ダノンスコーピオン
⑥ダノンザキッド
⑩マテンロウオリオン
血統傾向
★Fortino~Caroの血脈を保持する馬
5-4-2-1-2-9/23
勝率21.7% 単勝回収率129%
連対率39.1%
複勝率47.8% 複勝回収率96%
【該当馬】
①ソウルラッシュ
母の母母父Caro
(欧州瞬発力型 Fortino系)
因みにこの取り上げた血脈を抽出したデータは、2023年京都芝1600m1勝クラス以上で拾ってきたデータとなります。
個人的に感じているのが、柔軟性に富み、底力が問われやすい馬場での瞬発力供給源の影響力が高い血だと思っていて、そういった馬場ではサンデー系と遜色ない能力を発揮しています。
因みに、2010年~2019年 京都開催マイルチャンピオンシップのFortino~Caroの血脈を保持する馬の成績が。
因みに、2着1回・3着1回・5着1回と掲示板に載った3回全ては素質と実績を兼ね備えたイスラボニータが記録したもの。
何故、当G1ではさっぱりと言って良い血流に注目したかというと、改修後のNEW京都競馬場だからという事。
血統傾向の冒頭で紹介した2023年京都芝1600m1勝クラス以上のFortino~Caroの血脈成績
ですが、
マイルチャンピオンシップ×Fortino~Caroの血脈と見比べてみても急上昇しているのが分かると思います。
NEW京都競馬場で急上昇した要因が4角のコーナー角度が緩和され、コーナリング性能に長けた馬の優位性が高くなった事。
外枠不利の解消の為に、コーナー角度を緩く改修。
柔軟性に富み、下り坂を得意とするCaroの影響がスピードを落とさずに曲がれる改修工事が最大の躍動ポイントになっていると個人的に判断しています。
雑談的見解
指数1位
③ダノンスコーピオン
父ロードカナロア
(欧州型キングマンボ系)
母父Sligo Bay
(米国型Sadler's Wells)
母レキシールーが、
米G1 ハリウッドダービー(芝1800m)2着、1着はカリフォルニアクローム
米G2 オータムミスS(芝1600m)
加G2 ナッソーS(芝1600m)
加G2 ダンススマートリーS(芝1800m) これらを勝利した重賞3勝馬
母父Sligo Bayが
米G1 ハリウッドターフカップ(芝2400m)勝ちを含む、重賞2勝馬
またSligo Bayの母Angelic Songが日本でも多大なる影響を与え、発展を遂げているGlorious SongやDevil's Bagの全妹にあたります。
母母父In Excess(Caro系)も、平均的な成績だった馬が日本と欧州競馬の中間的な馬場状態(どちらかというとスピード馬場寄り)の米国に移籍してから一変して、G1を4つ制するまでに。
芝ダート問わずに好走した実績馬でもあり、高速馬場性能にも長けている血脈。
母系だけ見ても、重厚さは感じる側面もありますが、日本の高速巡航戦に対応出来る血の集合体とも言え、そこにロードカナロアを配する事で、スピードと母系の良さを引き出すバランスの良い血統構成だと思います。
本馬自身もやや展開が微妙で真の実力勝負で制したとは言えないものの、マイルG1制覇を遂げています。
いただけないのが、3歳秋以降からの低迷期。
これといった原因はないものの、前走時の調教では好調期に見られた時計と動きをしていました。
その前走が、59Kgを背負いつつ、スタートで接触され後方からと、酌量の余地はあるレースでした。
初めての京都がどうか?って所ですが。
先週、全弟のダノンキラウェアが京都芝1600m重賞で惨敗している嫌な風が吹いてますが、下の全弟2頭はレース内容や血統背景からダートの方が能力を発揮出来そうな印象なので考えない事にします。
本馬は、今までのレース内容と血の裏付けから復活好走の舞台としてはお誂え向きかと思います。
後は能力比較だけの問題で、一線級のマイラーが揃った印象もありますが、調子さえ戻せば、そこまで見劣りする馬でもないと判断しています。
ここで全く通用しない様なら、薄っすら感じる早熟性が主張して、芝重賞では通用しないスピードって事だと思います。
指数2位
①ソウルラッシュ
父ルーラーリップ
(欧州型キングマンボ系)
母父マンハッタンカフェ
(中距離型サンデーサイレンス系)
正直、NEW京都競馬場開催のマイラーズCを3着に走ったのには驚きました。
ルーラーシップ×マンハッタンカフェにStorm Catがやや緩和しているとはいえ、重厚さを感じる構成が、ピカピカの超高速芝で躍動するって事実に。
NEW京都競馬場開催が進むのと、それ以降のソウルラッシュのレース実績を重ねるに連れて、理解度が深まってきました。
私的には、母の母母父Caroの血が父の父キングカメハメハと共鳴し合って欧州型の瞬発力を生み出しているんだなぁとインプットした次第。
1つ下の弟で同じキングマンボ系リオンディーズ産駒のディオがNEW京都競馬場芝1600mで、0-3-1-0/4と詰めの甘さを露呈しているものの、馬券内を外していないのも、キングカメハメハ×Caroによるものだと決め付けています。
Caroの血がNEW京都競馬場の芝で躍動しているのは、上述した注目血統のデータで示している通りです。
調教も秀逸な時計で、3ハロン35秒台を計測しています。
状態は確実に良いので、松山騎手じゃないのが残念ですが、モレイラ騎手には他馬との能力差を埋める騎乗を期待してます。
指数3位
⑨シュネルマイスター
私が述べる程の馬ではないのですが、強いと思ってます。
完成されましたね、とうとう。
【この馬 戦歴凄いの】理論に該当しましたし。
何故、指数3位なのか。
先週から感じ始めた、血統傾向。
東京や阪神外回り等で斬れを武器にしている血統の馬が人気を背負ってコケているのが目立ち始めていて。
反対に、超個性的な種馬や血流を持つ馬の台頭が良く見られてまして。
その辺りで評価を少し下げました。
【この馬 戦歴凄いの】理論に該当しなければ、切るつもりでいた位です。
指数4位
⑥ダノンザキッド
3年連続で出走、ただ過去2回は阪神開催でのもので、3着→2着と連続好走中。
表面的には阪神巧者で片付ける事が出来る馬だと思いますが、私的には それだけではないと思ってまして。
ミッキーブリランテ(父ディープブリランテ)
オールザワールド(父キズナ)ダノンタッチダウン(父ロードカナロア)
この兄弟を含めた一族と言いましょうか、改修工事による京都競馬場を使えない影響をモロに受けている程、適性は向いている兄弟達だと思っていまして。
Dansili×Sharpen Up×Alzaoの母系構成がそう感じさせます。
調教はちょっと不満を感じると言いますか、withkeiba独自の調教ランク判定としては、好調時には見られないランクに該当していまして。。。
その辺りが評価を少し下げた要因です。
指数5位
⑩マテンロウオリオン
不気味ですよね、この馬と騎手は。
戦歴やら血統やら調教やらを通り越して、〝気〟で走ってくるタイプだと思っているので。
そんな中で、NHKマイルC 2着時や好走時に多い調教ランク判定に該当してきたので、評価しました。
指数6位
②ビーアストニッシド
アメリカンペイトリオット×ネオユニヴァース×キングカメハメハ
人によって結構、見解が違ってくる様な配合をしている馬だと思っていて。
ダート向きって声もありますが、私的には同意は出来ず、ダートに使うには勿体無いと感じています。
アメリカンペイトリオットが北米の芝マイルG1勝ち馬で、日本の高速芝適性も悪くないと思ってますし、そこにネオユニヴァース×キングカメハメハって掛け合わせから、距離適性っていうより、底力が問われやすいレースで強さを見せるタイプかなって思ってます。
私的には、芝1200m~1400mが一番向いてそう。
上述のローテ別傾向のデータを京都開催の当G1では重視していて、それを重く評価してのこの指数順位。
加えて、3走前のマイラーズCの内容も評価しています。(勝ち馬シュネルマイスターから0.3秒差6着)
静かに掻き乱す好走も期待しています。
切ります
父ハービンジャー
(欧州型ダンチヒ Danehill系)
母父ダイワメジャー
(ノーザンテースト型サンデーサイレンス系)
母サンブルエミューズが、
中山芝1600mOP勝ち、フェアリーS(中山芝1600m:G3)3着の実績を持つ馬
3代母の桜花賞馬キョウエイマーチが、マイルチャンピオンシップ2着実績も含めた京都芝1600mOP戦を2-1-0-2/5と好相性の上、秋華賞2着と京都競馬場巧者と言える実績を誇ってました。
NEW京都競馬場で旬なDanehillの血を継ぐハービンジャー産駒。
3年連続好走を遂げたペルシアンナイトもハービンジャー産駒って事や前走の復活勝利もあって、人気を集めるでしょうね。
配合全体を見ても、リファール5×5にダイワメジャー×フレンチデピュティと中距離指向の強いマイラーに映り、質の高いバランスが感じられる配合馬。
ここまで良い所ばかり取り上げてきましたが、withkeibaとしては、バッサリ切ります、今回。
〝雑味〟認定した牝馬って単純な判断要素もありますが、京都競馬場が合わないと思ってます。
有名な休み明けしか走らないって要素も不安材料としていますが、この兄妹は右回りが不得手だと思います。
今年の牝馬クラシック戦線を賑やかした半妹ラヴェルも、東京芝1600m重賞で三冠牝馬リバティアイランドを負かした後、阪神芝1600mG1で連続大敗。
オークスで粘着質ある内容で4着と好走の後、阪神芝1800m重賞→秋華賞と右回り戦を大敗。
ナミュール自身も阪神JFや桜花賞、エリザベス女王杯で敗退しており、因果関係を説明出来ませんが右回りだと結果を出しきれていないのも現実。
近走の大敗は、度重なる不利があってのもので本来の実力ではないって声も多数あって、一定の理解は出来るものの、続けて不利を受けたり、跳ね返せない点や、馬群を割れない不器用さが若駒時から解消出来ていない点が、本気度と削り合いが激しくなるG1戦では大きなマイナス材料になると考えてます。
ナミュールが経験した多少のぶつかり合いや進路をカットされた事を
「あの不利では競馬にならない」
なんて、ただの言い訳になりますよね、特にG1戦では。
加えて、この調教・・・・
間隔詰まったって酌量の余地を与えたとしてもちょっと無理でしょって感じてしまう内容でした。
G1ですし、休み明けしか走らないキャラが この調教だと尚更、その思いを強めてしまいます。
といった結果、単勝10倍未満の人気を集めるなら切った方が期待値は稼げると判断してバッサリいきます。
東京スポーツ杯2歳ステークス《変わった角度から検証する 重賞データブログ》
雑味判定データ
今回の東京スポーツ杯2歳Sの雑味判定は2つ。
【キャリア4戦以上】と【牝馬】
過去20年でみた成績が
【牝馬】
0-0-0-9/9
人気馬がそこまで混ざっていないデータにはなりますが、せっかく質の良い食材を使っているのに〝雑味〟で台無しにしては勿体無いので、省きます。
個体別傾向
(雑味判定のデータは省いてます。)
★キャリア2戦以内の青鹿毛
2-1-0-0-0-2/5
勝率40% 単勝回収率102%
連対率60%
複勝率60% 複勝回収率184%
★キャリア2戦以内の鹿毛×牡馬
3-6-5-4-4-14/36
勝率8.3% 単勝回収率43%
連対率25%
複勝率38.9% 複勝回収率75%
2歳戦で高いパフォーマンスを発揮する馬に〝青鹿毛〟馬が目立っています。
牡馬・牝馬問わず、高い期待値を残していて
牡馬は111サンプル
複勝率36%
単勝回収率135% 複勝回収率96%
鹿毛・黒鹿毛も好走率として問題ないレベルですが出生率も多い上、回収率とのバランスが少し劣るって意味でも強くは推奨出来ず。
ただ、この東京スポーツ杯2歳Sに限ってみると回収値は置いておいて、好走率は戦える数字です。
★1~2月の早生まれ
4-5-3-0-4-9/25
勝率16% 単勝回収率90%
連対率36%
複勝率48% 複勝回収率83%
【該当馬】
⑦シュトラウス 1月24日生①シュバルツクーゲル 2月19日生
③ファーヴェント 2月21日生
ローテ別傾向
★秋デビュー
(9月以降・キャリア2戦以内の牡馬)4-3-6-2-3-16/34
勝率11.8% 単勝回収率88%
連対率20.6%
複勝率38.2% 複勝回収率71%
【該当馬】
②サークルオブジョイ キャリア1戦
デビュー戦 9月10日
⑧シャンパンマーク キャリア1戦
デビュー戦 10月8日
①シュバルツクーゲル キャリア1戦
デビュー戦 9月24日
⑤ショウナンラプンタ キャリア1戦
デビュー戦 9月24日
⑨フォルラニーニ キャリア1戦
デビュー戦 9月9日
夏の暑い時期にデビューして、レース以外の余計な反動を受けるより、少し涼しくなった時期にデビューし、勢いのまま出走して好走するパターンが多い1戦。
今年はこのデータがどう転ぶか、難しいですよね。
・例年より10月まで〝夏日〟が多かった年で、夏デビューと大差ないと判断するか。
・例年以上に猛暑だった影響で、夏デビュー組に更なる反動が増え、このデータが更に強 力に効くと判断するか。
難しい所です。
回収値は仕方ないですね。
例年、出走メンバーの質が高く、2年前からG2に昇格した程で、結果も順当に決まるケースが
多い重賞戦。
回収値を求めるなら、このデータにチョイ足しする材料が。
☆前走より体重減
体重は関係なく、前走より減っていればOKというチョイ足しデータです。
調教傾向
★調教ランク判定【E/W】該当馬
4-5-0-0-2-8/19
勝率21.1% 単勝回収率297%
連対率47.4%
複勝率47.4% 複勝回収率135%
【該当馬】
④ミカエルパシャ⑨フォルラニーニ
血統傾向
★米国型ミスプロ Fappiano系の血を保持する馬
3-3-1-0-2-2/11
勝率27.3% 単勝回収率164%
連対率54.5%
複勝率63.6% 複勝回収率93%
【該当馬】
②サークルオブジョイ
父の父母父Unbridled
(米国型ミスプロ Fappiano系)
⑤ショウナンラプンタ
母父Zensational
(米国型ミスプロ Fappiano系)
雑談的見解
指数2位
②サークルオブジョイ
父Constitution
(米国型A.P.Indy系)
母父Colonel John
(米国型マッチェム系)
母マースが、
米G1 ロデオドライヴ(芝2000m)
米G3 ロバートJ.フランケルS(芝1800m)の重賞2勝馬
Constitution産駒には、
2020年のベルモントS(ダ1800m)を含むG1を3勝したTiz The Law
2021年のシガーマイル(ダ1600m)勝ち馬のAmericanrevolution等を輩出。
コテコテのアメリカン血統で、一見、完全なダート配合に映りますが、独自の血統遺伝理論としては、能力遺伝の起点になっているのが、マースの影響を多分に受けている印象なので、今回 結果が芳しくなくても芝のG2~G3辺りなら全然通用する下地は備わっていると思います。
母父父Tiznowのスピード供給量の多さと、Tapitから流れる持続力の高さで初戦は一瞬の加速で差し切り勝ち。
少頭数での1戦でしたが、メンバーレベルも高い方だと思っていますし、仕上がり早さを活かしたとはいえ、実りの多い新馬勝ちだったと思います。
Fappiano系の血が躍動しているレースでもあり、アメリカン血統の4月生まれとして、完成はまだ先そうで奥深い成長力も感じる1頭。
素質だけで勝ち上がってきたとすれば、軽く扱う事は出来なさそうです。
指数1位
⑦シュトラウス
父モーリス
(欧州型ロベルト系)
母父アドマイヤベガ
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母ブルーメンブラットがマイルチャンピオンシップ勝ち馬。
結構な乗り難しさがあった勝ち気な性格で、そこもしっかりとシュトラウスも含めた子供達にしっかりと伝えている印象。
この家系で言える事は、適性がどうとかではなく気性の激しさをどう扱って育成していくかだと思います。
母ブルーメンブラットを扱ったという縁で、子供達の多くが石坂正厩舎に預託されていますが、本馬は武井亮厩舎。
反感買いそうな表現になるかもですが、全兄ブルメンダールは、綺麗なエリート厩舎(国枝厩舎)に預託され、平地競走では1勝後、ウダウダして障害転向(現在2勝で現役)
武井厩舎って私的なイメージですが、スプリント能力を底上げする育成に長けている厩舎だと思っていて。
(決して短距離馬を多く出すって意味ではなく)
この荒々しい気性も無理に抑える事なく、良い意味で共存していってるからこそ、2戦で見せた非凡過ぎるスピード能力によるハイパフォーマンスだったかと思います。
距離持ちます。
前走も1頭だけ、1800m程度の厳しい負荷が掛かってる様なレースをしている中での僅差3着でしたし、血の裏付けも問題なさそうですし、モレイラさんですし。
福島記念《重賞データブログ》-競馬 無料予想 -
はじめに
福島記念の〝雑味〟認定は、【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】
ローカル重賞とはいえ、前走 G2-G1レースを経験した馬の好走が目立つ性質のある1戦。
【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】成績
13番人気、7番人気の激走や、上位人気該当馬の割合が若干、少ない印象もありますが、雑味として捨てても問題なさそうで、仕上げるデータの旨味が増す筈です。
今回、この
【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】雑味に該当する馬は・・・
③ダンテスヴュー
⑦ダンディズム
⑮カントル
3頭です。
個体別傾向
★黒鹿毛の牡馬
3-2-4-2-4-13/28
勝率10.7% 単勝回収率144%
連対率17.9%
複勝率32.1% 複勝回収率108%
【該当馬】
⑤シルトホルン
⑦ダンディズム
④テーオーシリウス
⑯ユニコーンライオン
ローテ別傾向
★芝2200m以上の重賞好走経験を持つ4~6歳馬
2-2-2-2-2-7/17
勝率11.8% 単勝回収率190%
連対率23.5%
複勝率35.3% 複勝回収率105%
【該当馬】
⑭バビット 6歳
8走前
セントライト記念(中山芝2200m:G2)
1着
〝はじめに〟で記述した様に、前走 G2-G1レースを経験組の好走が目立つ重賞。
よく言われる経験値がモノを言ってるんでしょうか。
その辺りから発想を広げ、検証したデータです。
7歳以上は、能力低下による雑味として切り捨てています。
因みに昨年の勝ち馬ユニコーンライオン(7歳)が年齢によって線引きされています。
★前走 東京芝1600m~1800組
3-1-1-1-0-9/15
勝率20% 単勝回収率138%
連対率26.7%
複勝率33.3% 複勝回収率104%
【該当馬】
⑧ノースザワールド
前走
毎日王冠(東京芝1800m:G2)
6着
⑭バビット
前走
毎日王冠(東京芝1800m:G2)
10着
調教傾向
★坂路→調教ランク【S/D】該当馬
2-1-1-0-1-1/6
勝率33.3% 単勝回収率225%
連対率50%
複勝率66.7% 複勝回収率235%
【該当馬】
⑦ダンディズム
★調教ランク判定【E/W】該当馬
2-2-2-0-1-5/12
勝率16.7% 単勝回収率230%
連対率33.3%
複勝率50% 複勝回収率144%
【該当馬】
①アナザーリリック⑩グリューネグリーン
⑫ナイママ
血統傾向
★サドラーズウェルズの血を保持する馬
3-1-2-2-1-9/18
勝率16.7% 単勝回収率206%
連対率22.2%
複勝率33.3% 複勝回収率101%
【該当馬】
⑦ダンディズム
母父Singspiel
(欧州型サドラーズウェルズ系)
⑪アケルナルスター
父の母母父Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)
①アナザーリリック
父の母母父Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)
⑯ユニコーンライオン
母父High Chaparral
Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)
雑談的見解
土曜日の馬場傾向が、先行恩恵馬場。
加えて、サンデーサイレンス×Strom Birdの構成が良く走っていました。
この2つのバイアスって結構 言語化して繋ぐ事がしやすいんですよね。
《先行出来るスピード×最後まで減速幅を極力少なくする持続力》
過去のデータを重視するか。
現状の傾向を重視するか。
両方良い所取りをするか。
なんにせよ、最後は「決め付けなきゃいけない」って事です。
だって未来なんて分からないんだもの。
今回は、現状の傾向をいつもより多目に重視した予想になりました。
指数1位
⑯ユニコーンライオン
父No Nay Never
(米国型Strom Cat系)
母父High Chaparal
(欧州型サドラーズウェルズ系)
父No Nay NeverはフランスG1のモルニ賞(芝1200m)勝ち。
母父High Chaparralは、
英愛ダービー、BCターフ 2勝を含む、重賞6勝の実績。
High Chaparral産駒にオーストラリアで活躍し、愛G1タタソールズGCを2連覇したSo You Thinkを輩出しています。
この辺りからも、本馬は父と母系の良い所取りをし、良質なスピードで粘着力高い中距離型として花開きました。
今から言う事は、個人の感情をダダ漏れさせるなら
「近走先行力も鈍ってきた印象がある7歳馬が59Kg背負って大外枠って流石にどないなん?って感じやん」
漏れてます・・・・・
これに〝1人質疑応答〟で反論するなら、
「注目したデータに複数該当したなら仕方ないじゃないか!
私情を挟むな!」 状態です。
「昔の栄光が単に注目データに該当しただけやん、先生!」
「お前達は表面でしか判断出来ないのか! もっと奥の根っこの部分に目を向けてみろよ!」
いつの間にか、教師と教え子スタイルになってしまいましたが・・
マジメに話します。
厳しい材料は揃ってますが、7歳末で老いるには ちょっとだけ早いと配合からも感じてます。
前走は9着大敗とはいえ、一線級のマイラーを相手にずっと中距離戦を使ってきた馬が先行出来ましたし、マイルG1馬ダノンタッチダウンとの激しい先行争いをして先着(ダノン11着、ユニコーンライオン9着)してますし。
ちょっとあの削り合いでは流石に最後まで持たない中、1分32秒7と自分の芝1600m持ち時計も更新してます。
まぁ、無理に評価材料を探して理屈こいてる様に映ると思いますが、結論は、
「自分の基になる理論に強く該当した馬が人気薄なら
貫いていけ!」って感じです。
⑮カントル
ディープインパクト×母母父米国血統×母母母父米国血統
土曜日の傾向に添ってると思います。
今回の福島記念の〝雑味〟認定に該当する【前走 OPクラス組】なんですが。
勢いに乗った超良血馬が全く人気ないって時点で〝雑味〟を跳ね返す程の魅力が溢れ出てますし、来日していきなり初めての独特な小回り福島競馬場で2勝を挙げたドイル騎手騎乗ってのも、後付けで大きなプラス材料に。
この馬、小回りや内回り芝2000m戦では1-1-1-1-1-0/5と掲示板を外していませんし、
馬券外になったのも、ヤヤ~重馬場の道悪競馬でのもの。
また距離延長も得意としており、2-1-1-1-1-2/8の成績。
ドイル騎手、土曜日は馬券外になったレースでも技術の高さを感じるレースも多かったし、ここも同様な騎乗を見せて欲しいですね。