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はじめに

福島記念〝雑味〟認定は、【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】

 

ローカル重賞とはいえ、前走 G2-G1レースを経験した馬の好走が目立つ性質のある1戦。

【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】成績


2-2-2-6-2-36/50
勝率4% 単勝回収率38%
連対率8%
複勝率12% 複勝回収率37%


13番人気、7番人気の激走や、上位人気該当馬の割合が若干、少ない印象もありますが、雑味として捨てても問題なさそうで、仕上げるデータの旨味が増す筈です。


今回、この
【前走 条件戦&OPクラス戦の馬 ※リステッド戦は覗く】雑味に該当する馬は・・・

③ダンテスヴュー
⑦ダンディズム
⑮カントル


3頭です。

 

個体別傾向

黒鹿毛の牡馬

 

3-2-4-2-4-13/28
勝率10.7% 単勝回収率144%
連対率17.9%
複勝率32.1% 複勝回収率108%

 

【該当馬】
⑤シルトホルン


⑦ダンディズム


④テーオーシリウス


ユニコーンライオン

 

 

 


ローテ別傾向

★芝2200m以上の重賞好走経験を持つ4~6歳馬

 

2-2-2-2-2-7/17
勝率11.8% 単勝回収率190%
連対率23.5%
複勝率35.3% 複勝回収率105%

 

【該当馬】
⑭バビット 6歳
8走前
セントライト記念(中山芝2200m:G2)
1着

 

 

 


〝はじめに〟で記述した様に、前走 G2-G1レースを経験組の好走が目立つ重賞。

 


よく言われる経験値がモノを言ってるんでしょうか。

 

その辺りから発想を広げ、検証したデータです。

 

7歳以上は、能力低下による雑味として切り捨てています。

 

因みに昨年の勝ち馬ユニコーンライオン(7歳)が年齢によって線引きされています。

 

 

★前走 東京芝1600m~1800組

 

3-1-1-1-0-9/15
勝率20% 単勝回収率138%
連対率26.7%
複勝率33.3% 複勝回収率104%

 

【該当馬】
⑧ノースザワールド
前走
毎日王冠(東京芝1800m:G2)
6着

 


⑭バビット
前走
毎日王冠(東京芝1800m:G2)
10着

 


ユニコーンライオン
前走
富士S(東京芝1600m:G2)
9着

 

 


調教傾向

 

★坂路→調教ランク【S/D】該当馬

 

2-1-1-0-1-1/6
勝率33.3% 単勝回収率225%
連対率50%
複勝率66.7% 複勝回収率235%

 

【該当馬】
⑦ダンディズム

 

 

 

★調教ランク判定【E/W】該当馬

 

2-2-2-0-1-5/12
勝率16.7% 単勝回収率230%
連対率33.3%
複勝率50% 複勝回収率144%

 

【該当馬】
①アナザーリリック

⑩グリューネグリーン

⑫ナイママ

 

 

 


血統傾向

★サドラーズウェルズの血を保持する馬

3-1-2-2-1-9/18
勝率16.7% 単勝回収率206%
連対率22.2%
複勝率33.3% 複勝回収率101%

 

【該当馬】
⑦ダンディズム
母父Singspiel
(欧州型サドラーズウェルズ系)

 

 

アケルナルスター
父の母母父Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)

 


①アナザーリリック
父の母母父Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)

 


ユニコーンライオン
母父High Chaparral
Sadler's Wells
(欧州型サドラーズウェルズ系)

 

 

雑談的見解

土曜日の馬場傾向が、先行恩恵馬場。

 

加えて、サンデーサイレンス×Strom Birdの構成が良く走っていました。

 

この2つのバイアスって結構 言語化して繋ぐ事がしやすいんですよね。

 

《先行出来るスピード×最後まで減速幅を極力少なくする持続力》

 


過去のデータを重視するか。

現状の傾向を重視するか。

両方良い所取りをするか。

 


なんにせよ、最後は「決め付けなきゃいけない」って事です。

 

だって未来なんて分からないんだもの。


今回は、現状の傾向をいつもより多目に重視した予想になりました。

 


指数1位

ユニコーンライオン
父No Nay Never
(米国型Strom Cat系)

 

母父High Chaparal
(欧州型サドラーズウェルズ系)


No Nay NeverはフランスG1のモルニ賞(芝1200m)勝ち。

 

母父High Chaparralは、

英愛ダービー、BCターフ 2勝を含む、重賞6勝の実績。

 

High Chaparral産駒にオーストラリアで活躍し、愛G1タタソールズGCを2連覇したSo You Thinkを輩出しています。


この辺りからも、本馬は父と母系の良い所取りをし、良質なスピードで粘着力高い中距離型として花開きました。


今から言う事は、個人の感情をダダ漏れさせるなら

 

「近走先行力も鈍ってきた印象がある7歳馬が59Kg背負って大外枠って流石にどないなん?って感じやん」

 

漏れてます・・・・・


これに〝1人質疑応答〟で反論するなら、

 

「注目したデータに複数該当したなら仕方ないじゃないか!
私情を挟むな!」 状態です。


「昔の栄光が単に注目データに該当しただけやん、先生!」

 

「お前達は表面でしか判断出来ないのか! もっと奥の根っこの部分に目を向けてみろよ!」


いつの間にか、教師と教え子スタイルになってしまいましたが・・

 


マジメに話します。

 


厳しい材料は揃ってますが、7歳末で老いるには ちょっとだけ早いと配合からも感じてます。

 

前走は9着大敗とはいえ、一線級のマイラーを相手にずっと中距離戦を使ってきた馬が先行出来ましたし、マイルG1馬ダノンタッチダウンとの激しい先行争いをして先着(ダノン11着、ユニコーンライオン9着)してますし。


ちょっとあの削り合いでは流石に最後まで持たない中、1分32秒7と自分の芝1600m持ち時計も更新してます。


まぁ、無理に評価材料を探して理屈こいてる様に映ると思いますが、結論は、

 

「自分の基になる理論に強く該当した馬が人気薄なら
貫いていけ!」って感じです。

 


⑮カントル

ディープインパクト×母母父米国血統×母母母父米国血統

 

 

土曜日の傾向に添ってると思います。

 

今回の福島記念〝雑味〟認定に該当する【前走 OPクラス組】なんですが。

 

勢いに乗った超良血馬が全く人気ないって時点で〝雑味〟を跳ね返す程の魅力が溢れ出てますし、来日していきなり初めての独特な小回り福島競馬場で2勝を挙げたドイル騎手騎乗ってのも、後付けで大きなプラス材料に。


この馬、小回りや内回り芝2000m戦では1-1-1-1-1-0/5掲示板を外していませんし、
馬券外になったのも、ヤヤ~重馬場の道悪競馬でのもの。


また距離延長も得意としており、2-1-1-1-1-2/8の成績。


ドイル騎手、土曜日は馬券外になったレースでも技術の高さを感じるレースも多かったし、ここも同様な騎乗を見せて欲しいですね。