《無料》重賞データブログ 毎日王冠

 


ローテ別傾向

★前走 芝1600m~1800m戦で上がり3ハロン1~2位を計測した馬

1-4-3-1-2-7/18
勝率5.6% 単勝回収率18%
連対率27.8%
複勝率44.4% 複勝回収率148%

【該当馬】
⑥エルトンバローズ
前走
ラジオNIKKEI賞(福島芝1800m:G3)
1着 上がり3ハロン34.9秒(2位)

 

①シュネルマイスター
前走
安田記念(東京芝1600m:G1)
3着 上がり3ハロン32.8秒(1位)

 


ジャスティンカフェ
前走
エプソムC(東京芝1800m:G3)
1着 上がり3ハロン34.3秒(1位)

 

 

⑩ソングライン
前走
安田記念(東京芝1600m:G1)
1着 上がり3ハロン33.1秒(2位)

 

 

とにかく末脚特化型や、軽いスピードを駆使するタイプが
走りやすい重賞。

単なる開幕週だけではなく、傷んだ部分の芝の大幅入れ替え、
エアレーション、シャタリング作業を行って一番良い状態で施行されます。

水ハケが良い事で有名な東京競馬場、それを裏付けるのが
昨年、週中の降雨でダートはヤヤ重開催スタートした中、
毎日王冠はレコード決着といった結果。

ずっと降り続く中での開催じゃない限り、このデータの様に
軽いスピード能力が強く求められるかと思います。

 

調教傾向

 

★調教ランク判定【S/SA】判定

 

2-2-3-1-1-4/13
勝率15.4% 単勝回収率62%
連対率30.8%
複勝率53.8% 複勝回収率99%

 

【該当馬】
③ノースザワールド
ジャスティンカフェ
⑫デュガ

 

 


血統傾向

 

★サンデーサイレンス×Storm Catの血を併せ持つ馬

 

3-3-0-0-0-5/11
勝率27.3% 単勝回収率111%
連対率54.5%
複勝率54.5% 複勝回収率99%

 

【該当馬】
④アドマイヤハダル
父の母父Strom Cat
(米国型Storm Bird系)

母の父父サンデーサイレンス
(米国型Halo系)

 


⑩ソングライン
サンデーサイレンス 3×4

父の母父Strom Cat
(米国型Storm Bird系)

 


③ノースザワールド
父の父サンデーサイレンス
(米国型Halo系)

母の父父Strom Cat
(米国型Storm Bird系)

 

 

雑談的見解

 

withkeibaの理論を抜き、主観で喋れば

〝堅いでしょうね〟

1~2番人気の2頭は、先の目標があるにせよ
実績的にもメンバー的にも連対は外せないでしょうね。


ですので、私がこの2頭をとやかく能書き垂れても
しょうがないので、書きません。

シュネルマイスターは、調教が軽いって言われてますが
3歳時に安田記念で3着した際とそんなに変わらないと
思ってますし、大きな問題にはならないと思ってます。


意外でビックリしたのが、4番人気の⑥エルトンバローズ

3歳馬が強いレースって意識が先行しちゃってるのかもですが
個人的にも理論的にも、開幕直後の東京高速馬場で
今までの瞬発力が通用するとは思えず。

 

ジャスティンカフェ
2強に割って入るチャンスは大きいと思ってますし、
注目データにも複数該当してるので評価したい所ですが、
1~2番人気を順当に評価しているので
配当妙味という観点から切ったってだけです。

 

 

④アドマイヤハダル

ロードカナロア
(欧州型キングマンボ系)

母父ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)

 

3代母サマンサトウショウ毎日王冠と同舞台の
エプソムC(G3)勝ち馬

癖が強い独自の血統理論の1つ、
《能力遺伝起点》←能力の遺伝をどの起点から
一番多く継いでいるのか、という理論から
本馬は、そのサマンサトウショウが起点。

この牝系の1つの特徴でもある、
左回りのマイル近辺で高い瞬発力スピードを有している
タイプが多いという事。

(トウショウドラフタスイーズドリームススイープセレリタス等々)


母系にタフな展開でビュッっと伸びるリファールを2本
抱えており、
全体的な構図もロードカナロア×ディープインパクトと、
馬場の良い東京高速芝対応型の配合馬


長期休養明けから復帰後、3戦連続馬券内と
その素質が成長力に追いつけ、追い越せ状態に
突入している印象です。

調教も、まぁこんな感じで良さそうだと
思ってます。

頑張って欲しいですね。

 

③ノースザワールド

ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)

母父Giant's Causeway
(米国型Strom Cat系)

 

半姉クラヴァシュドール(父ハーツクライ)が
阪神JF(阪神芝1600m:G1)3着実績を筆頭に
芝1600m重賞2着2回の実績はある馬

5歳で25戦しているタフな馬で、この辺りは
母系に鎮座しているガルチの頑強な体組成の
影響を受けていると考えてます。

休み明けが少し・・・・って事で評価を下げましたが
OPクラスに上がって計画的に使える利点はあるものの、
少しタイトに使っていった方が良さが活きると
思っています。

 

本当は、1600m、いや1400mとか1200mといった
所の方が向く印象を持ってまして、
ダート1400~1600mとかも嵌るって考えていて。

 

その辺りからも、今回のメンバーレベルの高い重賞は、
高品質な芝1600m要素の濃い展開が問われると
考えていて、タイトでタフな上、一定の瞬発力は
必須という条件に意外とマッチすると思ってます。

 

無欲の3着浮上ってイメージなので、また変な馬を
上位評価してるよって変な目で見ないで下さいw

 

 

 

⑫デュガ

Practical Joke
(米国型Strom Cat系)

母父Canadian Frontier
(米国型ミスプロ Gone West系)

 

Practical Jokeは現役時代にアメリカの
ダ1400m G1 2勝
ダ1600m G1 1勝

ダ1800m G1 3着の実績はあります。

 


代表的な産駒として、
サンタアニタダービー勝ち馬の
Practical Move
(米G1 ダ1800m)


母父Canadian Frontierが

米G1 ウッドワードS(ダ1800m)
米G1 ターフクラシックS(芝1800m)

アメリカの芝ダートG1を制覇した
Yoshida(父ハーツクライ)の母父。


全体的にみても、適性は芝1600m以下だと
思いますが、スピード一辺倒に任せた
2~3歳時より、明け4歳から溜めて使える
瞬発力に磨きが掛かっている上、

 

操縦性が高く、折り合いに注文が付くタイプでは
ないですし、芝1800mでもこなせそうな
血流もチラッと見掛けるので、紛れが起きれば
3着なら一筋の光明は見えてくると思います。

 

ただ、質の高い重賞に、質の高いメンバーなので
いくら川田さんでも容易ではないと思いますが、
上位人気の実績馬の圧力に体力を削がれ、
ガス欠になった馬をチョイ差しして無欲の3着といった
展開を5%程度、期待しています。