アルゼンチン共和国杯 《重賞データブログ》- 競馬 無料予想 -

 


はじめに

若さがモノを言っているレース。

 

同じ東京芝2500m重賞の目黒記念はアルゼンチン共和国杯 程、若さが武器になっていませんが、時期的なモノも起因しているかと思います。

(目黒記念は5月末)


今回取り上げていくデータは、その辺りを重視して、評価しました。

 


個体別傾向

★栗毛の3~5歳馬

 

3-2-2-1-1-4/13
勝率23.1% 単勝回収率181%
連対率38.5%
複勝率53.8% 複勝回収率113%

 

【該当馬】
①プリュムドール 5歳 栗毛

 

 

 

ローテ別傾向

 

★近3走 芝2200m以上ローテの4歳馬

 

4-2-1-1-0-6/14
勝率28.6% 単勝回収率210%
連対率42.9%
複勝率50% 複勝回収率135%

 

【該当馬】
⑨ゼッフィーロ 4歳 牡馬
3走前
東京芝2400m(3着)

 

2走前
東京芝2500m(4着)

前走
中山芝2200m(3着)

 

 

 

★中10週以上 且つ、前走から斤量0.5~2.0Kg減

 

3-3-2-0-0-9/17
勝率17.6% 単勝回収率71%
連対率35.3%
複勝率47.1% 複勝回収率107%

 

【該当馬】
アリストテレス 57Kg
中22週 前走より1Kg減

 

ヒュミドール 56Kg
中26週 前走より2Kg減

 

 

調教傾向

 

★調教ランク判定【S/C】該当馬

 

2-3-0-0-1-3/9
勝率22.2% 単勝回収率163%
連対率55.6%
複勝率55.6% 複勝回収率126%

 

【該当馬】
⑤アーティット

アリストテレス

⑨ゼッフィーロ

 

 


血統傾向

 

同じ東京芝2500mG2重賞の当レース・アルゼンチン共和国杯と目黒記念

 

毎年お伝えしている事で、時期的な問題もあるとは思いますが、血統傾向も180度違うといっても過言ではなくて。

 

今年も例をご紹介しますが。

 

☆キングカメハメハ産駒

目黒記念
4-1-2-14/21
連対率23.8%
複勝率33.3% 複勝回収率109%

 

《アルゼンチン共和国杯》
0-0-2-9/11
複勝率18.2% 複勝回収率46%

 

 

☆ディープインパクト産駒

 

目黒記念
1-4-4-21/30
連対率16.7%
複勝率30% 複勝回収率106%

 

《アルゼンチン共和国杯》
0-1-0-23/24
連対率4.2%
複勝率4.2% 複勝回収率13%

 

 

☆ステイゴールド産駒

 

目黒記念
2-0-2-8/12
連対率16.7%
複勝率33.3% 複勝回収率104%

 

《アルゼンチン共和国杯》
1-1-1-16/19
連対率10.5%
複勝率15.8% 複勝回収率27%

 

 

 

★ロベルトとノーザンテーストの血を併せ持つ馬

(若さがモノを言ってるレース性質なので、雑味を
 省く意味でも7歳以上は対象外としています)

 

4-2-1-1-0-5/13
勝率30.8% 単勝回収率116%
連対率46.2%
複勝率53.8% 複勝回収率110%

 

【該当馬】
マイネルウィルトス
父スクリーンヒーロー
(欧州型ロベルト系)

 

父の母母父ノーザンテースト
(欧州型ノーザンダンサー系)

 

母の母母母父アスワン
(欧州型ノーザンテースト系)

 

 


雑談的見解


指数2位

⑤アーティット
父ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)

 

母父Galileo
(欧州型サドラーズウェルズ系)

 

半姉ラクレソニエールがフランス産馬で、

仏G1 仏1000ギニー(芝1600m)
仏G1 仏オークス(芝2100m)の勝ち馬。

 

 

母を輸入して姉ラクレソニエールと同じLe Havre産駒を2頭日本で走らせましたが、使う距離が短かった印象で、中途半端な成績。

 

(グラヴィル5歳牝馬は2勝クラスで頑張ってる最中)

 


ディープインパクト×サドラーズウェルズといった構成は、デビュー直後はウダウダして、鈍重さが問われる条件で台頭してくるってパターンが多い気がしてます。

 

ダービー向きじゃないって事ですね。


あんまり期待していなかったのですが、調教も良くて、上述の特注調教にも該当したのもありますが、それ以上に昨日の血統傾向にドンピシャな配合馬。


レコード時計が出る割には、欧州指向が濃い血が走っていて、特にサドラーズウェルズヌレイエフの偉大なる産駒で発展させているSpecial牝系天国だった土曜日。

 

また、アルゼンチン共和国杯向きに感じる戦歴の持ち主。

 

個人的なイメージなのですが、阪神芝2400m以上の好走実績とか目黒記念で10着敗退とかが、当重賞で好走している馬に共通している条件だと考えていて。

 

頑張って欲しいものです。

 


指数1位

⑨ゼッフィーロ
父ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)

 

母父Danehill Dancer
(欧州型ダンチヒ系)


ディープインパクト×Sadler's Wells×Sharpen Up の構成は指数2位指名のアーティットと近しい配合で、まとめて走る可能性は充分にあると判断しています。


前走は直線でゴニョゴニョする展開の中、怯む事なく最後まで伸び続けて3着。

 

配合からも溢れ出ている、〝レースを重ねて上昇〟タイプなだけに

 

前走指数84(指数2位)→今回指数98(指数1位)と

 

 

急上昇していたので捻くれずにそのまま最上位評価、頑張って欲しいです。

 

 

《その他》

 

転厩初戦でフルゲート長距離重賞ってのがハードなアリストテレス多分、厳しいとは思いますw

 

ただ、特注調教に該当してきたし、血の影響から決して晩成でも走れないって訳ではないと思っているので、評価しました。

 

転厩した環境の変化が良い方向に向いてくれたら良いですが。