シリウスステークス
ローテ別傾向
★3戦連続 同じ騎手(今走含む)
4-3-3-2-1-14/27
勝率14.8% 単勝回収率113%
連対率25.9%
複勝率37% 複勝回収率93%
【該当馬】
⑦アイコンテーラー
今走で5走連続 菱田騎手騎乗
⑫クリノドラゴン
今走で4走連続 武豊騎手騎乗
⑧サンマルレジェンド
今走で9走連続 酒井学騎手騎乗
⑭ハギノアレグリアス
今走で3走連続 岩田望騎手騎乗
③ヴァンヤール
今走で7走連続 萩野極騎手騎乗
能力差という馬質を考えずに上述の数字は優秀。
阪神競馬場でしか開催されない上に、阪神ダート2000mという長距離戦でのスタミナと
中距離芝スピードのバランスが絶妙に問われやすいコースという事が、馬の癖や状態を
深く理解している継続騎乗中の成績上昇に繋がっているのでは?と考えてます。
因みに。
★5戦連続 同じ騎手(今走含む)
2-1-1-0-0-6/10
勝率20% 単勝回収率240%
連対率30%
複勝率40% 複勝回収率131%
【該当馬】
⑦アイコンテーラー
⑧サンマルレジェンド
③ヴァンヤール
因みに因みに。
☆前走からの乗替わり
2-2-4-3-3-42/56
勝率3.6% 単勝回収率141%
連対率7.1%
複勝率14.3% 複勝回収率46%
【該当馬】
②ロードブレス
④ヘラルドバローズ
⑥ニューモニュメント
⑨カフジオクタゴン
⑩トウセツ
⑪サンライズホープ
⑬ゲンパチルシファー
単勝回収率が良いのは、11番人気馬が一度勝っている影響。
ちょろちょろ1~3番人気の馬が飛んでます。
★芝1600m以上とダート1600m以上の両方で
勝利実績のある馬
2-5-3-1-1-9/21
勝率9.5% 単勝回収率81%
連対率33.3%
複勝率47.6% 複勝回収率113%
【該当馬】
⑦アイコンテーラー
芝1800m以上 4勝
ダート1800m 1勝
②ロードブレス
芝2200m 1勝
ダート1800~1900m 5勝
中距離芝スピードも問われやすいと上述した裏付けになるデータかと思います。
シリウスSに限らず、阪神ダート2000m戦では芝血統の好走も少なくはないコースです。
調教傾向
★調教ランク判定【D/S】該当馬
5-5-2-2-1-21/36
勝率13.9% 単勝回収率101%
連対率27.8%
複勝率33.3% 複勝回収率95%
【該当馬】
②ロードブレス
⑤フルヴォート
⑧サンマルレジェンド
⑨カフジオクタゴン
⑭ハギノアレグリアス
★調教ランク判定【W/B】該当馬
1-0-2-3/6
勝率16.7% 単勝回収率163%
連対率16.7%
複勝率50% 複勝回収率120%
【該当馬】
④ヘラルドバローズ
血統傾向
日本のダート戦に於いて、《非主流》で行われる条件。
統計的に試行回数が少ない条件では、得意とする血統の偏りが見られがちなのですが、
こと〝阪神ダート2000m〟としては、特徴的な偏りはほぼほぼないと言っても良いレベル。
特に3勝クラス以上では。
ただ、大まかな括りで言えば狙うべきポイントは比較的 明確の様な気もしてまして。
他のコースとは違って、米国ダート血統が恵まれてはおらず、欧州芝で伸びるスピード血統
(日本の高速馬場ではダラダラ伸びる)が、恵まれている印象。
加えて、上記で少し触れた芝要素の能力も問われやすいコースなのでサンデー系の瞬発力も生きていますが、ディープインパクトの血はあまり活かせていないのも数字から読み取れます。
どうしてもディープインパクト系を狙いたいなら、瞬発力型ではなく、ゴリっとした欧州指向が漂うディープインパクト系かなぁと言った印象です。
そんな欧州指向の伸びを主張する狙いたい血は。
★ヌレイエフの血を保持する3~6歳馬
4-4-1-2-0-21/32
勝率12.5% 単勝回収率300%
連対率25%
複勝率28.1% 複勝回収率99%
【該当馬】
⑦アイコンテーラー
父の父父母父Nureyev
(欧州型ノーザンダンサー系)
⑪サンライズホープ
母の母父父Nureyev
(欧州型ノーザンダンサー系)
⑩トウセツ
母の母母父Nureyev
(欧州型ノーザンダンサー系)
④ヘラルドバローズ
母の母父父Nureyev
(欧州型ノーザンダンサー系)
ナタの斬れ味と評されるヌレイエフの血。
欧州馬場でのスピード血統でもあり、日本ではパワーと底力といった調味料の1つとして役割を担っているケースが多いと思います。
キングカメハメハ系には必然的に付いてくるという反則チックな感じもある
⑦アイコンテーラーの言い訳は、雑談的見解を参照して下さいw
雑談的見解
⑦アイコンテーラー
前走の初ダートの一戦で、指数1位~2位決着馬連221倍で財布をパンパンに
してくれた一頭。
キングカメハメハ×サンデーサイレンス内包のドゥラメンテ産駒に
といった母系の構成から阪神ダ2000mのテーマに合致する欧州スピードと、
2000mダートに耐え得るスタミナも感じ取れるので、堂々と推奨します。
本来であれば、好走後の人気を集めてる状況は割り引きたいのですが、
阪神ダート2000mという条件にも結構合致する能力の方向性を持つ馬なので、
人気ですが最上位評価に。
芝スタートなので、出遅れ等がなければ無理なく先行出来るでしょうし、
4角先行追走の期待値が優秀なコース。
展開とかにも風が吹いてるので、しつこいですが堂々と推奨します。
④ヘラルドバローズ
レース内容を見ても今回かも知れませんし、今回じゃないかもですが
重賞は必ず獲れる実力はあると思っている馬です。
シニスターミニスター×ロベルト×Graustarkの構成は、今年話題の地方で無敗の三冠馬
(どのレースが三冠なのかは知らんw)となったミックファイアと近似配合とも言えます。
底力の塊Alydarを内包するロベルト系のArchを母父に、
スタミナお化けのGraustarkも母系の奥底に鎮座しているので、
この阪神ダ2000mという条件は能力を発揮しやすいと判断してます。
上述の注目血統のヌレイエフも内包、また特注調教にも該当していて、
指数2位として安心して評価出来ます。
⑧サンマルレジェンド
全体的に見ると米国要素の主張が強い配合馬。
ダノンレジェンドが阪神ダート戦を偏った成績で走っている種馬で、
見た目の血統構成以上にパワフルな走りを見せる産駒が多い印象。
母父のアジュディケーティングがアメリカ血統で、地方ダートでは秀逸な期待値を誇っている血。
何度も触れている阪神ダート2000mのテーマに沿うのかといった所ですが、
サンデー系の血は一滴も持っていませんし、見た目的には、欧州の伸びるスピードの
血も見当たらず。
どこで評価したかというと、母の母父カコイーシーズ
サンマルレジェンドの血統遺伝起点がカコイーシーズ
(5代血統表の中で一番能力の影響を受けている起点といった独自の血統理論)
カコイーシーズ自身がジャパンカップ3着や芝で名を馳せた馬ですが産駒はダートで
活躍する馬が多く。
同じカコイーシーズを能力遺伝起点としている有名な馬は、オークス3着馬で、
マーメイドS(阪神芝2000m:G3)勝ち馬のウインマイティーがいます。
芝のスピード力とスタミナも程好く底上げしている役割を担っていて。
初めてのダ2000mへの不安も感じられるかもですが、
個人的には意外と嵌るんじゃないかと考えてます。
ただ、指数1~2位の馬と比べれると適性がガタっと落ちるので
ここの評価にしています。
ハギノアレグリアス
ディープインパクト系の人気馬が、やや不利になりやすい大外枠
なら切ってしまえ。